食中毒を知ろう>冷凍保存で気をつけること

「冷凍保存」も”万能”ではありません。
できたら覚えておいてほしい「注意点」があります。

●冷凍したからといって、「鮮度」がそのまま、ということは絶対ありません。
保存期間が長くなると、「劣化」してきます。

●「肉類、魚類の水分」は、冷凍すると”霜”になって、「表面の乾燥」に繋がります。
これが、解凍時に「うま味成分」を流出させてしまう原因になってしまいます。
食材の水気は、冷凍前にしっかり取っておきましょう。

●食材は”１回分ずつ”に分けておくと、必要な分だけ使えます。
また、平らに薄くのばして冷凍しておくと、冷凍や解凍時に、時間を短縮できます。

●「鮮度」が重要になりますので、アルミトレイなどを使って「急速冷凍」を心がけましょう。
解凍したときに、おいしさに差が出ます。

●１度解凍したものの「再冷凍」は避けましょう。
味が落ちたり、雑菌の繁殖の原因になります。

●どんなに長くとも、冷凍保存した食材は、１ヶ月以内を目安にして食べてしまいましょう。
「ラベルシール」などに日時を記入して、貼っておくと管理しやすいです。